CBNはキマる？ハイになる？他カンナビノールと比較

結論：私はゆるーくキマる

日本ではCBNにはキマる作用やハイになる精神作用はないと言われていますが、私が実際にCBNを何度も摂取した経験的にはには、CBNはゆるーくキマる作用があります。

元々CBNはTHCが酸化してできたものです。THCはいわゆる大麻のハイになる成分なわけですが、それから作られるものということもあり、若干キマる作用が残っているように感じます。

私もタイで大麻を吸ったことがありますが、感覚としては大麻の1/10またはそれ以下の強さ、持続時間といった感じです。

ネット記事などでは、CBNや大麻を実際にやったことがない人が書いているのか、または効きにくい人が体験記事を書いているのか分かりませんが、YouTubeなどの個人の感想としては、私と同様に軽くキマるとコメントしている人が多いので間違いないでしょう。

この記事ではCBNがどんなキマり方をするのか、THCやCBDなどと比較して詳しく解説していきます。

CBNとTHCのキマり方の比較

CBNはTHCより効き目が軽い

日本では精神作用がないと言われているCBNですが、海外のWEBサイトなどを見ると、THCの25%ほどの効き目があると言われています。

個人的にはこの数字は少し盛りすぎな感じがします。私としては10%ほどか、もう少し弱いかくらいの感覚です。

もちろん個人差もあって、大麻を吸ったことがある人は、感覚が開いていると言いますか、キマる感覚を掴んでいるので、自力で呼吸や意識の使い方で強い感覚を得られるかもしれません。

またCBNを大量に摂取したからといって、より強い効果を得られるというわけでもないと思います。私も試しに250mgのCBNを1時間くらいで一気に摂取したことがありますが、最初にちょっとキマった状態に入っても、それ以上の大麻を吸ったような感覚にはいけませんでした。

ハイになるというよりリラックスする感じ

大麻には大きく分けて「サティバ」と「インディカ」の2つの種類があります。サティバはいわゆるハイになる作用が強く、インディカは体が重くなってリラックスできる作用があります。

CBNはインディカのような作用があり、サティバのようにハイになる作用はほとんどないと感じました。

またインディカを吸うと「ストーンド（Stoned）」という状態になると言われています。これは寝転がった時に、体が石のように重くなったような感覚であることからこの名前がついています。

私が体験した感覚だと、横になっている体に重力が上からグーっとかかっている感じです。また体の関節なども固定されたような感覚です。

これを聞くとなんだか怖い感覚がしますが、実際は全く逆で、イメージ的には「長い一日の後、やっとベッドに横になった瞬間を想像してみてください。体がマットレスに沈み込んで、すべての筋肉がほぐれていく感覚、その重みと安堵感」といった感じです。

トリップするような経験はない

元々大麻にも幻覚を見たり、現実が歪んだように感じる体験をする、いわゆる「トリップ」する作用は、高濃度のものを大量に摂取しない限りほとんどありませんので、もちろんCBNにもトリップする作用はありません。

また高濃度のCBNを大量に摂取したらトリップしたり、強いキマり方をするのかというと、そうでもないような気がします。

私はドンキホーテに売っている、CBN250mgが含まれているグミを1パックを1時間程度で全て食べましたが、食べ始めこそ若干大麻を吸ったときのような感覚になりましたが、グミを追加しても最初のその感覚を超えるようなキマり方はしなかったです。

眠気はTHCより強いかも

CBNは「眠りのカンナビノイド」と呼ばれることがある通り、睡眠サポートとしてとても優秀な成分です。

私もドンキで買ったCBN250mg含有のグミをいっぺんに食べたときは、ハイになったりしなかったものの、頭が少しぼーっとリラックスする感じがあって、ベッドに横になってたら勝手に寝てました。普段は寝転がっているだけでは昼寝することはないので、CBNの効果だと思います。

ちなみにインディカ系の大麻では眠くなる作用はありますが、その部分に関してはCBNもTHCも同じような効果が得られると感じます。

THCより持続時間はかなり短い

持続時間もTHCよりかなり短いように感じます。CBNでいわゆるキマる時間というのは最大でも30分程度だと思います。

ただしリラックス効果や睡眠を促進する効果に関しては、ゆっくり作用します。CBNの効果の持続時間は個人差が大きいですが、一般的には数時間から睡眠期間を通じて作用するとされています。

ちなみにTHCは吸い初めてすぐにキマり、通常は2〜3時間続くと言われていますから、その面でもCBNは優しい効き方をすると言えるでしょう。

CBNはTHCのようにいつまでも体内に残る感覚が少ない

THCは強い精神活性効果を持ち、使用後数時間から一日以上にわたって体内に残る感覚や影響が続くことがあります。一方で、CBNはTHCよりも効果が穏やかで、リラックス効果や睡眠促進効果が主であるため、その感覚が残る期間は比較的短いとされています。

私の感覚でも、THCは吸った次の日もぼーっとした感じというか、変性意識状態にある感覚があるのですが、CBNはそのような感覚はなく、数時間で完全なシラフに戻ります。

CBDやCBGとのキマり方の違いは？

CBNは精神作用のあるTHCが酸化してできたものですので、若干キマる感覚があるのですが、CBDやCBGはTHCからできたものではないので、キマる作用は全くありません。

CBN商品別のキマり方

エディブル

エディブルとは、CBNを含む食品のことです。これにはクッキーやキャンディ、ガムなど、さまざまな種類があります。エディブルのキマり方はゆっくりと穏やかなんです。摂取してから効果が現れるまでには30分から2時間程度かかることが多く、この時間は食事の内容や個人の代謝によって異なります。しかし、一度キマり始めると、その効果は長時間続くことがあり、通常は4〜6時間程度は感じられます。CBNのリラックス効果や睡眠促進効果をゆっくりと感じたい方には、エディブルが特におすすめです。ただし、効果が現れるのを待っている間に過剰摂取しないよう注意が必要です。初めての方は少量から始めて、自分の体の反応を見ながら量を調節しましょう。

オイル

CBNオイルは、舌下や食事に混ぜて使用することができます。舌下で使用する場合、CBNは直接血流に吸収されるため、エディブルに比べて効果が現れるのが早いです。通常、使用後15分から1時間程度でリラックス効果を感じ始めることができます。また、効果の持続時間はエディブルよりは短いものの、3〜5時間程度は効果を感じられることが多いです。オイルは正確な用量を測定しやすく、摂取量を細かく調節できるため、自分に合った効果を得やすいという利点があります。CBNオイルは、リラックスしたい時や寝る前に少し落ち着きたい時に適しています。

リキッド

CBNリキッドは、電子タバコやヴェポライザーで吸引するための液体です。リキッドを使用すると、効果は非常に早く現れ、ほぼ即座にリラックス効果を感じ始めることができます。しかし、効果の持続時間は比較的短く、通常は1〜2時間程度です。これはCBNが肺から直接血流に吸収されるためです。リキッドは即効性を求める方や、短時間でリラックスしたいときに適していますが、長時間の効果を求める場合はエディブルやオイルの方が適しているかもしれません。また、吸引する際は、使用するデバイスの安全性や、正しい使用方法を確認することが大切です。

カプセル

CBNカプセルは、正確な用量でCBNを摂取したい方にとって便利な選択肢です。カプセルは消化器系を通じて体内に吸収されるため、効果が現れるまでには少し時間がかかるんです。通常、摂取後30分から2時間程度でリラックス効果や睡眠促進効果を感じ始めるでしょう。このゆっくりとした吸収が、じわじわとしたリラックス感をもたらし、特に睡眠前に摂取すると効果的です。カプセルの効果は個人によって異なりますが、一般的には4〜6時間程度持続します。カプセルの利点は、摂取が簡単で、持ち運びに便利であること、そして正確な用量でCBNを摂取できることです。ただし、過剰摂取しないよう注意が必要で、初めての方は少量から始めて自分の体の反応を見ながら量を調節しましょう。

トピカル

トピカル製品は、CBNを直接肌に塗布する方法です。これにはクリーム、ローション、バームなどが含まれます。トピカルのキマり方は、体の中で感じる全体的なリラックス感とは異なり、特定の部位の痛みや炎症、皮膚の問題に焦点を当てているんです。トピカルを使用すると、塗布した部位に素早く作用し、痛みや炎症を和らげる効果が期待できます。これは局所的な作用なので、全身にわたるリラックス効果や「ハイ」になるような感覚は少ないですが、関節痛、筋肉痛、皮膚の問題など、特定の症状を持つ人にとっては非常に有効です。トピカル製品の効果は数時間続くことがあり、痛みや炎症がある部位に直接作用するため、日常生活における快適さを改善する手助けとなります。トピカル製品を選ぶ際は、品質の高い製品を選び、使用前に小さな皮膚の範囲でパッチテストを行うことをお勧めします。

CBNでキマりやすい人は？

大麻を吸ったことがあり、キマる感覚を掴んでいる人

大麻を以前に使用した経験がある人は、CBNを含む製品を使用したときに、他の初心者よりもキマる感覚を感じやすいかもしれません。これは、彼らがすでにTHCのようなカンナビノイドによって引き起こされる感覚に慣れていて、体がそれを認識しやすいためです。しかし、CBNはTHCとは異なる効果を持っており、リラックス効果や睡眠促進効果が強い一方で、THCほどの強い精神活性効果は持っていません。したがって、これらの個人はCBNの効果を感じるかもしれませんが、それはより穏やかなものになるでしょう。

瞑想をして変性意識に入りやすい人

瞑想を行い、変性意識の状態を経験することに慣れている人は、CBNのような弱い精神作用でもその効果をより深く感じることがあるかもしれません。瞑想は意識の状態を変化させ、リラックスしたり深い内省を促したりすることができます。そのため、瞑想に慣れている人は、CBNのリラックス効果や穏やかな精神作用をより深く感じる可能性があります。彼らは既に心身をリラックスさせる方法を知っており、CBNがも

逆耐性がついている人

逆耐性（Reverse tolerance）は、特定の物質に対して繰り返し暴露されることで、その物質に対する感受性が高まる現象を指します。これは、通常の耐性とは逆で、物質を使用するほどにより少ない量で効果を感じるようになることを意味します。

逆耐性は、特定の物質や薬物、または特定の生理的な状態に関連して発生することがあります。例えば、一部のカンナビノイドやサイコアクティブな物質では、使用を続けることで体がより効率的にそれらを処理し始め、結果としてより少ない量で望ましい効果が得られる状態です。

大麻を吸うと音楽が綺麗に聞こえるわけですが、何度も経験していると、大麻を吸ってなくても綺麗に音楽を聴けるようになります。逆耐性とはそんなイメージです。

おわりに

この記事を通して、CBNのキマり方や効果について、そしてそれがTHCやCBDなど他のカンナビノイドとどのように異なるのかを詳しく掘り下げてきました。私の個人的な経験に基づくと、CBNは確かにゆるくキマる作用がありますが、その効き方はTHCのような強烈さや深い精神作用とは異なります。むしろリラックス感や睡眠の質の向上に役立つ穏やかな成分と考えると良いでしょう。特に、大麻経験者や瞑想が得意な人、あるいは逆耐性がついている人は、CBNの効果をより深く感じる可能性があると思います。

しかし、CBNを含む製品を使用する際には、その効果が人によって異なることを理解し、自分の体や心に注意を払いながら摂取することが大切です。特に初めてCBNを使用する方は、小さな量から始めて、自分の体の反応を見ながら徐々に量を増やすことをお勧めします。また、CBNやその他のカンナビノイドの効果についてはまだ研究途中であるため、新しい情報が出てくる可能性もあります。常に最新の情報を確認し、必要ならば専門家の意見を求めることが重要です。