CBNは違法？合法？法律改正でどうなる？

カンナビノイド、特にCBNに関する情報は日々更新されており、それに伴い、法律も変わりつつあります。この記事では、CBNが現在の日本の法律の下でどのように位置づけられているのか、そしてその精神作用や安全性について詳しく掘り下げていきます。多くの人が疑問に思っている「CBNは本当に合法なのか？」「少しでもキマるのになぜ合法なのか？」といった疑問に答えながら、CBNの性質とその法的地位について解説していきます。

CBNは完全に合法

CBNは日本では完全に合法なカンナビノイドです。

よく脱法ハーブだったり、法の穴をすり抜けている合成カンナビノイドがニュースになったりしていますが、CBNはCBDやCBGなどと同様に完全に合法なものなのでご安心ください。

よく問題となっている合成カンナビノイドは、大麻取締法で禁止されている成分のTHCの構造を科学的に少しだけ変化させることによって、THCと同様にハイになるのにも関わらず、法律で定められてないから合法になっているだけです。多くの場合、その化合物の知名度が上がると法律で規制されます。

一方でCBNは昔からある成分で、1896年にトーマス・バーロウ・ウッドによって発見されたものです。昔から規制されていない成分ですので、ご安心ください。

CBNは合法だけど、少しキマる

「合法だったら精神作用はないのね」と思う人が多いでしょう。確かにCBDやCBGなど他のカンナビノイドは精神作用が全くないのですが、

実はCBNには少し精神作用があると言われています。

「え、他のウェブサイトにはキマったりしないと書かれてたよ」と驚く人もいるでしょうが、海外の研究などではTHCの1/10、1/5程度は肺になる成分が含まれていると言われています。

私も実際にCBNのグミを何度か食べたことがありますが、確かに大麻を吸った時と少し似たような感覚を覚えました。その理由は、CBNの生成過程にあります。

CBNは、THCが酸化して変化したもので、この過程でTHC特有の強い精神活性効果は減少しますが、完全になくなるわけではありません。つまり、CBNはTHCの弱いバージョンのようなもので、ゆるやかで穏やかな精神活性効果を持つ可能性があるんです。これが、CBNを摂取すると、リラックス感や僅かな浮遊感を感じる理由です。特にリラックスや睡眠を促進する効果は多くの人が報告しており、そのために利用されることも多いです。

なぜキマるのにCBNは合法なの？

CBNが合法な理由は、以下の点にあると考えます。

• 非常に弱い精神活性作用
• 大量に摂取しても眠くなるだけ
• 効果が抜けるのが早い
• ハイになるというより、眠りに入る

CBNはTHCより効き目が軽い

日本では精神作用がないと言われているCBNですが、海外のWEBサイトなどを見ると、THCの25%ほどの効き目があると言われています。

個人的にはこの数字は少し盛りすぎな感じがします。私としては10%ほどか、もう少し弱いかくらいの感覚です。

もちろん個人差もあって、大麻を吸ったことがある人は、感覚が開いていると言いますか、キマる感覚を掴んでいるので、自力で呼吸や意識の使い方で強い感覚を得られるかもしれません。

大量に摂取しても眠くなるだけ

元々大麻にも幻覚を見たり、現実が歪んだように感じる体験をする、いわゆる「トリップ」する作用は、高濃度のものを大量に摂取しない限りほとんどありませんので、もちろんCBNにもトリップする作用はありません。

また高濃度のCBNを大量に摂取したらトリップしたり、強いキマり方をするのかというと、そうでもないような気がします。

私はドンキホーテに売っている、CBN250mgが含まれているグミを1パックを1時間程度で全て食べましたが、食べ始めこそ若干大麻を吸ったときのような感覚になりましたが、グミを追加しても最初のその感覚を超えるようなキマり方はしなかったです。普通に眠くなるだけでした。ただ眠気に関しては、他のどのカンナビノイドよりも効く気がしました。

効果が抜けるのが早い

THCは強い精神活性効果を持ち、使用後数時間から一日以上にわたって体内に残る感覚や影響が続くことがあります。一方で、CBNはTHCよりも効果が穏やかで、リラックス効果や睡眠促進効果が主であるため、その感覚が残る期間は比較的短いとされています。

私の感覚でも、THCは吸った次の日もぼーっとした感じというか、変性意識状態にある感覚があるのですが、CBNはそのような感覚はなく、数時間で完全なシラフに戻ります。

ですので万が一大量に摂取してしまったとしても、健康被害などが起こらないことから、安全なものだと考えられているのだと思います。

今後の法改正で変わる可能性はある？

近年ではタイやアメリカで大麻が合法化され、日本でも注目されていますが、日本ではその流れとは逆に「大麻使用罪」などが導入されようとしています。

中にはCBNも規制されるのでは？と不安になっている人もいるでしょう。

しかしながらCBNが規制される可能性は低いと思います。

理由はここまで述べてきた通りで、大麻のハイになる成分であるTHCよりはるかに低い効き目ですから。

そして何よりCBNは医療目的でも注目され始めています。むしろ今後は医療目的として広く使われることになると思います。

おわりに

ここまで、CBNの合法性、その精神作用の強さ、効果の持続時間などについて詳しく見てきました。私たちが知っておくべき最も重要なことは、CBNが日本では完全に合法であるということ、そしてその効果はTHCと比べると非常に穏やかであるということです。CBNがもたらすリラックス効果や睡眠促進効果は多くの人にとって有益ですが、その一方で、ごくわずかな精神作用があることも理解しておく必要があります。しかし、その作用は非常に軽く、大量に摂取しても眠くなる程度であるため、健康被害のリスクは極めて低いとされています。ま

た、CBNが将来的に医療目的で広く使われる可能性もあります。日本での大麻関連の法改正がどのように進むかは未知数ですが、現時点ではCBNは安全で合法な選択肢として、多くの人に利用されています。この記事が、CBNの理解を深め、安心して利用するための一助となれば幸いです。丁寧で優しい文体で皆さんの疑問や不安に答えていくことが、私たちの願いです。